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アトランティス

自分の路をたどります

夢の中で





夢の中の私は髪が長く、ストレスでかなりの量の髪が、まるで頭に地図を描いたかのように抜け落ちていた。



そして、夢の中で車を運転し、知らないところを走っていたら、

前がよく見えず、

大きな池に突っ込んでしまい、後ろを走っていた妹の車共々、水のなかに沈んでいった。


とてもネガティヴな夢だが、わたしは楽しかった。



沈む前と、沈んで行くその過程が、楽しかった。

すこしの不注意により、とんでもないことが起きた。

そして、私は自分の犯した罪について考えると同時に、まだ生きることを諦めていなかった。

けれど、どうやって助かるのかわからない、どんどん車は浸水してゆき、息もできなくなるし、どんどん沈んで行く。

そうしながらも、後ろで沈んで行く妹のことが気になって、大丈夫だろうか?ごめんね、など、短い間にたくさんの事が頭に過る。

完全に沈んで、水の底に行くまでの間にも、私はまだ諦めていなかった。

誰かがきっと助けにくる、妹は大丈夫だろうか、なにか突破口はないかと、真っ暗な中で考えまくる。





呼吸が苦しくなり、海の底にたどり着く前に、私と妹は助かっていた。

誰かにたすけられた訳でもなく、私が勝手にその幻想を解いたのだった。

私は幻想で遊んでいた。



頭がハゲたのも、ハゲた時の心境を体験してみたかったのだった。

私は夢の中でかなりスリリングな遊びをしていた。










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