アトランティス

自分の路をたどります

記憶①



2つの宇宙時代の記憶がよみがえった。

けれど、2つともこの宇宙での記憶だ。


ひとつは、戦争中の記憶。

わたしは、どこかの星からきた、または来なければならなかった存在で、それを迎え入れたのは強面な大きな男の人だった。

彼はその星ではそんなに偉い地位ではなかったけれど、こどもっぽいわたしに対して、やや厳しい目でバカにしたように私を扱った。

私はたしかに、他の人とは人種が違っていた。

他の人は履いていない、うすい黄色のスニーカーを履いていて、肌もしろっぽかった。

この星の人達は、みんな肌が小麦色で、筋肉もみんな育っている。ずっと闘っているからだろう。

私は子供っぽかったので、何しに来たのか、あんまり任務だという気持ちはなかった。

なので下っ端の強面の男にはだいぶナメられた。

私は、初めて任務についての話で出迎えたのがその人だったので、この星の人達はみな怖いのか?と思ったが、

任務へ私を加えてくれたグループは、強面の男よりも先輩のグループだったが、私の存在を初めから尊重しつつ、可愛がってくれていた。

だけれど、子供扱いもされていなかった。







わたしたちのグループは、室内が大きな2機のヘリで敵の星へ進入し、何をしにきたのかは分からないが、偵察していた。

この星の人達はひとりも見当たらなかった。

私は先を行った1機目の人たちの後をだいぶ遅れて追い、私は観光気分でその地の環境を見ていた。

この星には、地球のような環境があった。

コンクリートで道は舗装されていて、脇には草や木々が生い茂っていた。

けれど、おかしな点をみつけた。

道の脇に、動物たちの首がたくさん、棒に刺さってあった。

なんだこれは?と、これはなんの意味があってこうしているんだ?と考えた時、

たくさんの動物たちの首がまわりだした。

どうやら、敵となっている相手は、地面の下にたくさん居るようだ。

刺さった動物たちの目によって、私達を見ているらしかった。

私は近くにいた仲間のひとりの存在にテレパシーを一瞬送り、伝えた。

私は、危険だと思い、乗って来た大きなヘリへと歩いて帰った。

すると、と途中、さっきまでなかった恐竜の形をした、板で色を塗ってつくられた看板のようなおおきなオブジェがたくさん置いてあった。

私はその約70m離れた場所を歩いていたが、巨大鉛筆のような矢が私を狙って、その恐竜看板から幾つかすごい速さで飛んで来た。

私は避けて、走った。

看板も、動物たちの首も、造りが雑だったが、動物たちの首は、敵への挑発の意味もあったようだった。

そして、そのクオリティに比べて、矢の飛ぶ速さは、凄かった。矢はとても大きかったので、あの速さで飛ばすには何か特別な方法が無いと無理だ。

きっと、この星の人達は古くからこの地を守ってきていたんだろうなと思った。







私が走り出してすぐ、私のテレパシーを察知した、歌舞伎のような白色の髪の長い、白い肌で目の大きな人が、

大きな銃を一発、空に放った。

それは、みんなへの知らせのためであるのと、相手への挑発の意味もあった。

相手がどう出るか、その存在は試した。

私は、なんで大胆な!と思った。

それによって、まわりにどれだけの数いるかわからない敵を一気に動かしてしまうからだ。

私は走り、ヘリまで目の前100mまで近づいていた。

すると、銃声を聞き、ずっと身をかくしてこちらを見ていた土地の存在が、私の戻ろうとしたヘリへ、矢の速さで爆弾のようなものを飛ばしてきた。

機体まるごとに影響を受けて、機体は吹っ飛び、横たわった。

「なんてことだ!もう乗れない!」と思ったが、ヘリは燃えず、唯一中にいた1人も全く無事だった。

帰ろうとしてヘリは浮いたまま、仲間たちが全員戻ってくるのを待っていた。


結局、相手がどんな存在なのか見ることが出来なかった。





そんな夢だった。










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